チャンネル登録者100,000人までの道のり

YouTubeを始めて2年半、この度視聴者の皆様に支えられて、チャンネル登録者10万人を突破するとこができました。

YouTube始めた頃は10万人も行くとは思っていなかっただけに、いざこの数字を見ると色々と思うことがあります。

この節目に、今までのYouTubeの軌跡を少し辿っていきたいと思います。

チャンネル登録者 050人まで

動画作りを楽しめるかどうかがポイント

YouTubeを始めたては、反応が全くと言っていいほどなくて、きちんとアップロードされているかを確認するために、自分が再生した回数が総再生回数でした。笑

たまーに、誰かが再生してくれて再生数が1増えると嬉しくて。

それがたまーに3再生になると、

えっ、バズってるじゃん

ってなってました。笑

この頃はチャンネル登録者がつくのはほぼ奇跡で、1週間に1人増えればいい方でした。

この頃は動画を見られている意識がほとんどなくて、動画を作るモチベーションは、動画を作ることを楽しめるかどうかだったと思います。

チャンネル登録者50100

この頃になると、動画の再生数からなんとなくどんな動画が見られるのかが分かるようになってきます。

少しずつ自分のチャンネルの型が出来上がるようになる時期だったと思います。

一つの動画に2、3人がコメントしてくれて、それがやる気にもなりました。

動画がほかの誰かに見られていることを実感するようになるのもこの頃でした。

後々になって分かることですが、この頃は動画のクオリティが高くても爆発的に伸びることはありませんでした。

いい動画を作っていても、ただ見つけてもらえないだけなんです。

私のチャンネルでも初期の頃の雑な編集の動画でも、今になって再生数が伸びているものはいくつもあります。

だから今、伸びなくて苦労している人は、今作っている動画は未来への投資だと思って思い詰めないことをアドバイスしたいです。

チャンネル登録者1001000人

固定のファンからのコメントが成長させてくれる時期でした。

チャンネル登録者も3桁に突入すると毎回見てくれる固定のファンが増えてくる時期でした。

そう言った方々が毎回コメントを残してくれたり、いいねを押してくれたり、何らかのアクションを起こしてくれます。

その声を拾って一つ一つ修正しながらチャンネルを作っていく時期だったと思います。

正直、自分の好きなことを好きなようにアップロードしているだけでも登録者100人くらいはいくと思います。

でも、その先に行くためには見てくれる人が自分の動画のどこに価値を見出しているのかを考えて、視聴者さんを喜ばせるための動画作りをしていく必要が有ります。

チャンネル登録者1000〜10000人

この頃になると、なぜか再生数や登録者が一気に伸びる現象が起きました。

1日のチャンネル登録者は20〜30人くらいが平均でしたが、ある日いきなり50人も増えていたり、その次の日には100人増えていたり。

こちらが狙って何かを仕掛けたわけではないので、なぜそういうことが起きたのかはいまだに分かりません。

でも、きっと何かのきっかけで自分の動画が関連動画に上がりやすくなっていたり、まさにGoogleさんの気まぐれで一気に伸びることがありました。

YouTubeには見られるタイミングとそうではないタイミングがあります。価値のある動画でもすぐに結果が出るとは限らないので、クリエーター側に出来ることってただひたすら継続することだけだと思います。

そうしたらいつか、動画が見られて再評価されるタイミングがあるので視聴者のことを考えて動画を継続して作れる人が最後は成功するんだと思います。

どの業界もそうですが、楽して簡単に稼ぐなんてそんなうまい話はありません。

今のYouTubeの規約ではチャンネル登録者1000人以上、総再生時間400時間を超えるとパートナープログラムの審査を受けることができます。

私も早速、申し込みをしましたが審査が通るまでは2ヶ月くらいかかったと思います。

その間の再生回数とかもったいないなーとか思いながら、毎日メールをチェックしていたのを今でも覚えています。

でも、一度審査に通ると自動で過去の動画も収益対象になって広告もついたので、審査を待つ以外は面倒な作業はありませんでした。

チャンネル登録者10000〜50000

一番伸び悩んだ期間で、動画の改善が必要だと思う時期でもありました。

この頃の私のチャンネルは日々の登録者も再生数も安定していて、大きく成長するタイミングはありませんでした。

固定のファンも増えてきて、居心地はいいのだけど、あまり伸びない、爆発しない…

そんなことがずっと頭の中を占めるようになります。

何かを変えなきゃなと思う時期でもありました。

チャンネル登録者が何人になろうと、急成長を1度経験すると、伸びないことをプレッシャーに感じるのはYouTuberの宿命かも知れません。

この頃は、ほかのYouTuberさんを研究したり、世の中の人はどんなことを求めているのか、広い視点でニーズを探って動画を作る必要があると感じていました。

ほかのチャンネルのいいところで、自分のチャンネルに応用できることはないかとか、自分の動画の強みは何かとか。

他チャンネルと自分のチャンネルの研究をするにつれて、少しずつ動画のクオリティが上がってきたのもこの時期でした。

チャンネル登録者50000〜100000

とにかく動画を作りまくった事が登録者を伸ばす秘訣でした。

ちょうどこの頃に、自粛生活が始まったこともあって、私のパン作りチャンネルにとって追い風でした。

また、この時期は本業も休業になったので丸々2ヶ月間、毎日のようにYouTubeに時間を使うことができました。

それはでは月に8本くらいの動画をアップロードしていましたが、倍以上のペースで動画を投稿することができました。

ここで、実感したことはチャンネル登録者以外の視聴数が増えているということです。

つまり、関連動画で私の動画が取り上げられることが多くなったんだと思います。

今は、再び本業が始まったので投稿頻度は自粛前に戻ってしまいましたが、再生数や再生時間も以前のような水準に戻ってしましました。

やっぱり上を目指すには、愚直に、いい動画をペースよく投稿することが必要だと思います。

100,000人

次に目指すはやっぱり100万人!

と言いたいところですが、きっとそんなに甘くないことは自覚しています。

でも、いつかは行けるとも思っています。

チャンネル登録者が少ないうちは、トレンドとか長いものに巻かれないと再生数が取れないのですが、登録者が増えてくると自分発信で何か新しいことをやっても見てくれる人が出てきます。

パン作りという、とても狭いジャンルなのでパン作りをする人から支持されて来ていましたが、これから目指すところは、動画を見たことをきっかけにパンを作る人が少しでも増えて、パンを作る楽しさとかプレゼントする楽しさを多くの人に感じて欲しいと思います。

実際に増えなかったとしても、気まぐれクックさんみたいに、

「魚は普段捌かないけどなんか見ちゃう」

みたいな、そんな感じにパン作りにもっと親近感を持ってもらえたら嬉しいですね。

このチャンネル社会から必要とされるものでありたい

私も何かを知りたいと思った時に、まずはYouTubeで検索することが多いです。

だって、そっちの方が面白くてわかりやすいから。

趣味のギターの練習をする時もYouTube。

確定申告や税金のこともYouTube。

無料で専門家がなんでも教えてくれるなんて、YouTubeがなくなったら何を頼ればいいのかもうわからないです。笑

だから、私のチャンネルも誰かにとっての

「なくてはならないもの」

になりたい。

もちろん登録者の数も大切だけど、そんなチャンネルがもつ社会的な意義をもっと大切にしていきたいなと思っています。

撮影や編集は一人だけど、今まで本当に多くの人に支えられて、嬉しいコメントもいっぱい頂けて、まだまだ不完全なところもたくさんあるけれども、それでもいいなと思って見続けてくださる人がいる。

そのことをつくづく幸せだと感じます。

だからこそ、これからも見易くてわかりやすい動画という形で返して行けたらいいなと思います。

まだまだこれからもよろしくお願いします。

完全感覚ベイカー