自宅で作るパンとお店のパン。もちろん味や柔らかさ、風味など違いはたくさんありますが、まずは目につくのは形の違いです。
一通りパンを作れるようになると、まるで「売り物みたいなパン」を作りたいという気持ちになりますよね。
パン屋さんで見かけるパンは難しそうに見えるけれども、やってみると意外と簡単に作れるものが多かったりします。
そして簡単に「売り物みたいなパン」を作るのに手軽なのが焼き型を使うことだと私は思います。焼き型に入れて焼くだけで今までと同じ生地が一気にパン屋さん風な仕上がりになります。
もちろん、一種類のパンを焼くためだけに型を買うのは気が進まない気持ちもわかります。なので、この記事では焼き型の使い方とパンの仕上がりの特徴をわかりやすく簡単にまとめてみました。その中で自分のパン作りにあったものがあればぜひ参考にしてみてください。
ど定番、食パン型
食パンを作るための型です。
蓋をして焼くと角食パン。蓋をせずに焼くと山形食パンができます。
角食パンは蓋をして焼くことで生地が蒸し焼きになり、よりしっとりとした食感のパンに仕上がります。四方を塞がれているので生地の目がつまり、食感は重ためになります。サンドイッチなどにオススメの食パンに仕上がります。
角食パンはアメリカタイプの食パンといわれており、工場から都市部にパンを運搬するときに、重ねて積めるので流通の観点からしても優れている形とされています。
山形食パンはイギリスタイプと呼ばれていて、ぽっこりとした山形が特徴なパンになります。蓋をせずに焼くので釜伸びがよく、歯切れの良さがウリの食パンです。
チョコシートを折り込めばマーブルチョコ食パンやチーズなどを練りこんだチーズ食パンなどのアレンジもオススメです。
日本人には食パン自体が人気があるので、贈り物用などに焼くと喜ばれると思います。
最近の流行食パン型
トレンドの食パン型はミニサイズです。パン屋さんでころっとした四角のパンを見かけたことはありませんか。
見た目にも可愛いですし、パン生地の色を変えたり、中にチョコやカスタードを入れるとスイーツパンも簡単にできます。
このパンは小さい食パンやくことが型を使うことできます。
スクエア型
名前の通り真四角な型です。
小分けにした丸パンを並べることでちぎりパンを作ることもできます。
パンに一つ一つ顔を描けば、こんな感じの可愛いパンも焼けます。
子供も大喜びですね!
まだ広げた生地を型に詰めて、フォカッチャなどを作ってもステキですね!
合わせトヨ型
円柱状のパンを焼くことができます。メープルシートを織り込んだマーブル状のパンもパン屋さんでよく見かけますね。
パン生地を密閉して焼くので、蒸気がこもりパン生地を蒸し焼きにできます。
角食パンのようにしっとり感があるパンに仕上がるのが特徴です。
またパン作りのレベルが上がればイラストパンなるものを作ることができます。
こんなパンが作れたらマジで感動レベルですよね。
ちなみに私もチャレンジしたことがあるのですが、ことごとく不細工な仕上がりになりました…
ちなみに食パンバージョンもありました!
この人本当にすごいです。まじリスペクトです。
今回の生地は参考になりましたか?型の使い方を知っておくとパンを作る楽しさも増えてきますよね!