ドライフルーツのラム酒漬けの作り方

クリスマスが近づくと、シュトレンやパネトーネなどドライフルーツを使ったお菓子を目にする機会が増えますよね。

お菓子やパンを作る人なら、ドライフルーツも自分でラム酒に漬けてそれを使いたいと思いますよね!

そこで、この記事ではドライフルーツの下処理やラム酒の漬け込み方をレクチャーしていきます。

ドライフルーツの選び方と下処理

ドライフルーツと言っても、その種類も加工方法も実に様々です。

ラム酒漬けにするのに適しているものは、ジュカーコーティングやオイルコーティングされていないものがいいですよ。

ジュカーコーティングされていると、表面の糖分が溶け出してベタベタした仕上がりになってしまいます。

また、オイルコーティングされているのもをそのまま使うと、表面のオイルが水分を弾いてしまうので、ラム酒の浸透が悪くなります。

その点を考慮するとオイルコーティングもジュカーコーティングもされていないものが使いやすいです。

とは言っても、流通しているドライフルーツの多くはオイルコーティングされているので、使う場合は下処理が必要です。

オイルコーティングの落とし方

オイルコーティングされていても、熱湯を回しかけると簡単にコーティングを落とすことができます。

よく水気を切ってから漬け込めば、バッチリ美味しいラム酒漬けを作ることができますよ

漬ける容器について

ラム酒漬けは長期間保存ができる食品ですが、保存するビンや容器に雑菌がもしいたら、当然腐ったり傷んでしまいます。

まずは、容器は煮沸消毒したものを使いましょう。

例えばビンに漬ける場合は、鍋に水を張り、その中にビンを入れてビンごと加熱していきます。

(沸騰したところにいきなりビンを入れると温度差で割れていますことがあります。)

沸騰してからは清潔なふきんなどの上に置いて乾かせば、準備OKです。

大きさは漬けるドライフルーツの容量の倍の量が入るものがちょうどいいと思います。

例えば500gのドライフルーツを漬けようと思ったら1Lの容量は欲しいですね。

リキュールについて

漬けるお酒は一般的にラム酒が多いですが、ブランデーやカルバドス(アップルブランデー)などでも美味しく作れます。

また、それらをブレンドしても風味に深みが出るので美味しいですよ!

ラム酒もホワイトラムやブラック、ブラウンなどさまざまな種類があります。もし、ドライフルーツの色合いを大切にしたければ、一番色が薄いホワイトラムがいいかと思いますが、

特にこだわりがなければ、なんでもいいかと思います。

スパイスを漬け込んでもOK

ドライフルーツのほかに、シナモンやナツメグ、グローブなどの甘い芳香のあるスパイスを一緒に漬け込むこともあります。

ここは完全に好みですね。

用途について

そのまま食べてももちろん美味しいですし、フルーツケーキに加えると上品な大人の味に仕上がります。

また、ヨーグルトに乗せてもいいですね。

そのほか、細かく刻んでバターを塗ったトーストの上に散らしても普通の食パンがよりリッチな仕上がりになります。

ラム酒もソーダで割っても美味しいですし、ホットティーなどの香り漬けにほんのり垂らしても至福ですね!

また多めに作ったとしても、年単位で保存もできるので、使いたい時だけ使いたい量使えるのもいいですね!

動画で作り方を詳しくご案内しているので、よかったら見ていってくださいね(^^)

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