2017年から連続で食べログアワードを受賞しているベーカリーの名店、365日に行ってきました。
私自身も「365日の考えるパン」と言う書籍を読んで一度は食べてみたいなと注目していたベーカリーです。
場所は代々木公園駅から徒歩3分くらいの閑静な住宅街にありました。
ひっそりと佇む地域密着な感じの印象です。
訪れたのは土曜日のお昼時。
新型コロナ対策もあってか、入場制限がかかっていて、一度に店内に入れるのは3組ほど。
外には15人ほどの列がありさすが人気店だなーと実感しました。
店内には10分ほどで入ることができました。
パンはショーケースに並べられており、スタッフさんに言って注文する形態でした。
パンは20種類ほど並んでいて、目移りしてしまいます。
有料でしたが、オリジナルの袋も買って写真をパシャリ。
必要な方はエコバッグとかを持っていくのがいいかなと思います。
そして購入したパンがこちら。
そのほかに食パンとバゲットを購入。
365日のパンの特徴はとにかくしっとりみずみずしいことです。
パンって普通は飲み物がないと食べるのきついですが、ここのパンは飲み物不要です。
むしろポカリくらい水分補給できるんじゃないかくらいみずみずしいです。
そして口溶けが良い!
ここからは「365日の考えるパン」からの情報ですが、このベーカリーではグルテンを必要以上に作らないのだとか。
弾力が少ない分、口当たりもかるくて口溶けのいいパンができるそうです。
そして生地に使う水分量も多めだそうです。
生地はべちゃっとしていて自立する力がないから型に入れて高さを出しています。
今までのパンの常識を一度分解して再構築しているのが、ここ「365日」の作るパンといえます。
本当に他のベーカリーのパンと一線を画す存在でした。
まとめ
水分をたっぷり使い、あまりこねずに型で焼く。
そうすることで、パサつかなくて柔らかく軽いパンが作れる!
これが大きな発見でした。
実際に家庭で再現できるかどうかはわかりませんが、パン作りのヒントがたくさん詰まっていました。
固定概念に囚われず、自分の中で理論を組み立てて実践していく。
そんな創作意欲が掻き立てられるパン屋さんでした。