週末の楽しみに作るパンを平日の朝ごはんとかに食べられたらいいなと思ったことはないでしょうか?
せっかく時間をかけて作るのであれば、作り置きができて、好きな時に便利に食べられるパンが作りたいですよね。
そこで、今回はどんな食材にも合わせやすいバーガーバンズのレシピを紹介しようと思います。
平日の朝ごはんにしてもいいし、サンドしてお弁当代わりに職場や学校にも持っていきやすい!
休日のブランチにハンバーガーを作ってもとっても贅沢ですよね。
材料(5個分)
- 強力粉 (100%) 260g
- イースト (2%) 5g
- 塩 (2%) 5g
- 砂糖(6%) 16g
- 卵(6%) 13g
- バター(5%) 13g
- 水(62%) 161g
生地の特徴
食パン生地をベースにしたシンプルな配合
バンズは間に挟むハンバーグなどの具材が主役になります。
他の食材の良さを引き立てるパンという考えのもと、今回の配合はシンプルにどんなものとも相性良くなるように作りました。
ちなみにこの生地で食パンを作ってもとっても美味しくできます。
生地はしっかり捏ねてボリュームを出す
バンズはしっかりと膨らんでボリューミーに焼きあがっていた方がバンズらしい感じに仕上がります。
そのためには、きちんとボリュームを出すためにはきちんと捏ねてグルテンを作ることが大切です。
型を簡単に手作りして綺麗な仕上がりに!
バンズは本来セルクル型を使って丸い形に焼き上げます。
しかし、何回作るかわからないパンのために型を買うのは結構抵抗があると思います。
今回は型をクッキングシートを使って簡単に作っていきます。
作り方
ミキシング
材料のうちバター以外のものをボールに入れてひとまとまりにします。
この生地はあまりベタベタしないので、まとまるまでは台にこすり付けるようにして捏ねていきます。(大体10分くらいでまとまってくると思います。)

生地はやや固めなので、弾力が出てきて伸びにくくなったタイムングで、両手で生地を転がしながら捏ねていきます。

作業台と生地の間に摩擦ができるので、それで生地の表面のグルテンがつながるようになります。
生地に弾力とハリが出てきたらバターを加えてさらに捏ねていきます。
バターを後から入れると、生地のつながりの間に入り込むので、しなやかで伸びやすい生地になります。

バターが全体に馴染んで生地がなめらかになってきたら発酵させていきます。
一次発酵(35℃ 30~40min)

発酵をさせている間は生地が乾かないようにラップや濡れ布巾を被せておきましょう。
生地の大きさが1.5~2倍の大きさになれば発酵完了です。
発酵を見極めるためにフィンガーテストをしましょう。

軽く潰してガス抜きをしてから、生地を5個に分割します。(1個の重さが100gくらい)

分割できた生地は丸く形を整えてから10分ほど休ませておきます。(ベンチタイム )

成形
ベンチタイムが終わった生地は再度ガス抜きをしてから、また丸く整えていきます。

丸い形をまた丸に整えるのは一見意味のないことに感じるかもしれません。
でも、二次発酵前にまた丸直すことで、生地のつながりの向きが整うので、仕上がりが綺麗なパンになります。
生地のつまみ目を持って溶き卵の中入れます。

(生地に使う溶き卵が残っていると思います。それを再利用するとGOODです!)
卵を接着剤がわりにしていりごまを表面にくっつけていきます。

(ここでのゴマはなくてもOK。)
全ての生地をゴマでコーティングできたら、天板に並べ、クッキングシートで作った輪っかを被せます。

30cmのクッキングシートを輪っかにするとちょうどいいサイズになります。
(輪っかの直径は約10cmくらいです。)
二次発酵(35℃ 20~30min)
二次発酵では生地の大きさが1.2倍くらいの大きさになっていればOKです。
焼成(190℃ 16~20min)

焼きあがった生地から型を外したら完成です!
あとは半分に切ってお好みの具材を挟んで食べましょう。
